第330回例会レポート

例会レポート

日時:2019年10月26日 17時30分~20時00分

場所:かながわ県民センター711号室


今回の例会は、とーっても特別な機会となりました。
10/12 に行うはずだった新人戦コンテストが台風のため延期になり、10/26に予定されていたハロウィン例会とセットで行うという形になりました。
2つの例会を1回で終わらせる、というイレギュラーな内容だったため
コンテスト準備のほかに、ハロウィン例会の中での役割調整や時間配分などぎりぎりまで時間がかかり、教育担当のAさんと審査委委員長を務めてくださったOさんは、特に大変だったかと思います。例会ぎりぎりまで細かい調整を頂き、ありがとうございました。
また、用意周到にコンテスト準備にご尽力くださった元新人戦コンテスト委員長Tさんにもとても助けられました。今回は、みんなの協力あって楽しい例会として終わることができたことを実感しています。

集まった人数は35人。東京、神奈川、静岡からとゲストも多数お越しくださいました。
17時30分に例会開始、まずはSさんの入会式からはじまり恒例の握手会をした後に新人戦コンテスト開始となりました。

実はコンテスト委員長を務めるのはこれで5回目だったのですが、後半のハロウィン例会の仮装もあって参加者の皆さんが実に色とりどりで、まぁ実にユニークなこと。。

女装、空手おやじ(!)、ヤンキーおじさん(;’’)、どこかの国の女王様(?)、仮面姿、コスプレ、体操着姿4姉妹、、そしてフツーの人たちなどなど。

緊張感漂うコンテストの場で、このような風景は見たことがありません 笑

新人戦クラブコンテストは、ほぼ通常のルールに沿ってさくさく進めていきました。

今回のコンテストで優勝したスピーカーは、11/16に行われる神奈川地区新人戦コンテストの決勝戦のステージに上がっていただくのですが、この舞台というのがなかなか立派でありながら、このような機会を設けているのはトーストマスターズでも神奈川県全域と他県の一部にあるクラブだけで、私が慣れ親しんできた都内のクラブでは行っていません。この「神奈川県地区対抗新人戦コンテスト」に出場したいがために、わざわざ遠方から神奈川県内のトーストマスターズクラブに入会するメンバーもいるくらいなのです。

今回、新人戦コンテストに挑戦したのは3人

Kさん、Oさん、Sさんです。

みなさん、とても個性あふれる豊かな感性のスピーチをされていました。

練習の疲れと緊張もあったでしょうが、全員が立派なステージをやり遂げたと思います。

入会して間もないメンバーもいましたが、各メンターから指導を受けてプロジェクトを意識したスピーチに仕上げてきていたのもとても印象的でした。

残念ながら、コンテストでは順位を出さなくてはいけませんので

今回は、1位以外の人は決勝戦に進めずとても悔しい思いをされている人もいるかもしれませんが、トーストマスターズの醍醐味は「コンテストに勝つこと」だけでは決してありません。色々な想いや経験と練習を重ね、スピーチを通して表現を続けていくことでその人だけの独自性が出来上がり、自分にしっくりくるマインドセットも見つかり、例会の中で他のメンバーたちと一緒にスキルを伸ばしていけることがトーストマスターズの良さだと思っていますので、これからもこつこつと頑張っていってほしいと思います。

決勝戦に出場が決定したSさん

後半はハロウィン例会、神奈川トーストマスターズで年に一度の「お祭り」です。

それまでコンテストで緊張感あった雰囲気が一変し、「今夜の言葉」担当のTさんは自分が空手をしていたときの失態話を披露し、「だから、今夜の言葉は何だよ!」と突っ込まれて「あぁそうだ、『さんま』にしよう、さんま。どう書くんだっけ?」というやんちゃぶり(笑)

ハロウィン例会でのスピーカーは3人、うち1人は「神奈川トーストマスターズの女王」という言葉がふさわしい大ベテランで、他の2人は他クラブから来てくださいました。

まぁこれがなんと、みなさん赤裸々なスピーチで(!!)

離婚を覚悟し自分の中に「インフルエンサー」を見つけるまでに至った話、トーストマスターズの「笑わせ続ける」というプロジェクトに沿い、初めての彼女との話、「実は私、離婚してます」という衝撃の一言から始まるアイスブレイク(自己紹介スピーチ)。

内容、濃すぎます。。笑笑

ベストスピーカー賞を受賞した大ベテランのIさん
自己紹介スピーチをした他クラブゲストのTさん

神奈川トーストマスターズという場所は、実に面白いところだと思います。

実は、私は英語クラブでの経験が長く、色々な国籍の外国人スピーカーのスピーチを海外で行われる国際大会のステージを含め、色々と聞いてきました。

社会問題、差別問題、移民の話、多様性、アメリカンドリームなどなど。。

トーストマスターズでの日本語スピーチは、まだあまり聞いたことがないのですがそれでも、神奈川クラブで聞けるスピーチは他クラブにはあまりいないと思います。なんといいますか、その人の力を「外に外に、見栄え良く表面的に」引き出していくスピーチは割と多いと思うのですが神奈川トーストマスターズというところはその人のインナーボイスを目覚めさせる場所、といいますか、自分の中の箍(たが)をボロッと剥がしていい場所、といいますか

自分のクラブでは恥ずかしくてスピーチができないようなみっともないネタでも、神奈川トーストマスターズクラブなら許してくれるだろう…みたいな暗黙の了解が成り立っています。

「やるときはやる、羽目を外すときははずす」

メリハリがしっかりしているのが神奈川トーストマスターズの「最高にクールでイケてる」強みの部分だと思います。

その後の論評コーナーは「川崎体操着4姉妹」にご登場頂きました。

みなさん男性なんだと思いますが(^^)とてもきれいなメイクのセットと共に体操着姿で登場され、その見た目とは裏腹に大真面目な論評をしてくださり、とてもまとまりのある論評のセッションとなりました。

新人戦コンテストの1位は、自営業の話をしたSさん

ハロウィン例会のベストスピーカーは、神奈川で大ベテランのIさん

論評のベストは、ゲストで来てくださった美しい女装姿のIさんが受賞されました。

 

3時間の長丁場となりましたが、無事に楽しく終わりました!

皆さん、ありがとうございました。

ゲストで来てくださった大勢の方からもたくさんの笑顔が見られて、いつもより準備は少し大変でしたがとてもいい例会に収まったと思います。

お疲れさまでした!

例会後の記念撮影