第466回 神奈川トーストマスターズクラブ例会レポートです。
8/31(土)、他クラブからも6名ものゲスト参加をいただき、神奈川県民センター711号室で例会が行われました。TMOEは、前会長のSさんです。
この例会のテーブルトピック(即興スピーチ)マスターは、T間会長でした。
台風に関してX(旧名:Twitter)で持ち上がっていた話と絡めて、日本神話にまつわるトピックをお題に選んでくださいました。
「日本神話では、神様は淡路島から日本を作り始めたけれど、あなたならどこから作り始める?」
こんな問いがきたら、あなたはどう答えますか?
即興でスラリと答えたU井さんに対し、会場からは感嘆の声が上がりました。
続いては例会のメインディッシュ、準備スピーチです。
今日のスピーカーは、4名でした。
1人目のスピーカーは、入会2年目にして抜群の安定感のあるY崎さん。
「アリとキリギリス」
奥さんと二人三脚で節約を頑張っているYさん。だけど、家族で長く暮らすための節約なのに、節約意識の小さな差のせいですれ違いが起きることもあって、本末転倒なのではと感じる瞬間もあったそう。「DIE WITH ZERO」という本を読んでからは、アリとキリギリスの中間くらいがちょうどいいのかも?と思い始めたそうです。
2人目は最近入会のAさん、早くも2回目のスピーチです。
「幸せの形とは何か?」
海外旅行での実体験を元に、身の回りの環境を当たり前と思わないで、感謝が大切というスピーチをいただきました。
3番目のスピーカーは、我々神奈川クラブが誇るITの権威の一人、Hさん。
「AIが素人をクリエイターにする時代」
生成AIでのウェルカムボードやフライヤーを作る過程を、具体例とユーモアを交えながら話してくださいました。できあがったウェルカムボードは、これがAIが作ったものなのかと驚くような出来栄えでした。
4番目のスピーカーは、ベテランのO崎さん。
「丁度いいと思う事」
一昔前、プロ野球で三冠王をとったO合はすごくて当時自分も大興奮していたけれど、大リーガーO谷選手の活躍は 本当にぶっ飛びすぎていて…という、熱の入ったスピーチをしてくださいました。
これらのスピーチに対する論評はこちら。
・一人目、Y崎さんスピーチに対し、K村さんが論評。
構成がすばらしかったY崎さんのスピーチ。さらなるブラッシュアップのため、聴衆への呼び掛けをいれてみたら、と提案していただきました。
・二人目、Aさんスピーチに対し、S木さんが論評。
しっかりした論評内容であることはもちろん、声のトーンが明るく、ジェスチャーたっぷりの表現力のある語り口でした。さらなる成長に向かってスピーカーを大いに刺激していただきました。
・三人目、Hさんスピーチに対し、S石さんが論評。
しっかりと余裕のある語り口で、ユーモアたっぷりのスピーチだったとの論評。そのS石さんの論評自体も余裕とユーモアにあふれていて、聞き飽きないものでした。プロジェクタを使ったプレゼンでは、強調したいときはスクリーン前に立って光を遮るといいというアドバイスも、みんなの参考になりました。
・ 四人目、O崎さんスピーチに対して、S村さんが論評。
時間を全く気にしないで一度やってみてほしいという、上手に伝えるのがなかなか難しい内容をうまく伝える論評をいただきました。
そのほか印象的だったのが、横浜青葉クラブからのゲストで、文法係を担当いただいたN川さん。
年代や経験が現れるのは、動詞や形容詞よりも固有名詞なので、そこに注目して聞くようにしているという話は、目からウロコでした。
そして例会後には、恒例の懇親会。
すっかり常連になった中華屋さんで、わいわい楽しく話に華を咲かせました。
トーストマスターズの懇親会を見かけた際には、ぜひお声かけください(^^)/
即興スピーチのリクエストにもお応えできるかもしれません。