第482回例会レポート

例会レポート

2025年3月29日に神奈川県民センター711号室で行われた、神奈川トーストマスターズクラブ第482回例会は、T間会長のあいさつから始まりました。

いつも会場の外には 例会案内のホワイトボードを置くのですが、この日はお絵描きの得意なT間会長謹製のイラストが添えられていて、この例会への会長の意気込みがうかがえます。

今夜のトーストマスター(例会司会)は、T中さん。例会の合間合間に、タイミングよくアニメのタイトルに触れたコメントをして盛り上げてくださいました。


今夜の言葉:S木Kさん。「極める」
文法係:N田さん
えーとカウンター:N田さん
計時係:Cさん/N山さん
写真係:Cさん/N山さん

<テーブルトピックス(即興スピーチ)>
テーブルトピックスマスター(出題者):O原さん

「撤退されると困るもの」
「100万円で推しを広めるなら、何をする?」
「最近のディズニー映画について」
「自分が見たことのある、がっかり映画」

<準備スピーチ>
S村さん「15」

15というのは、調べたところ「完璧」を意味する言葉らしい(十五夜の月など)。
近々トースト歴15年を迎える自分は、トーストでスピーチを学んだのか?リーダーシップを学んだのか?
いや、自分が学ばせてもらったのは人間力だった。とにかく自分が動くということを、3人の人たちから教えてもらった。それをもとに、多くの人への貢献ができるようになった。
来年トースト歴15年を迎えたら、自分自身のためにも動くようにしよう、というお話でした。

Y崎さん「理想の上司」

数字がいいときには、だいたいの上司はいい上司。状況が悪いときに上司の器が表に出る。営業をされているY崎さんには、のっぴきならない事情があって売り上げが悪くどん底だった時期、「お前なら絶対挽回できる」と励ましてくれただけでなく、部下に寄り添う姿勢を行動で示してくれた上司さんがいたそうです。
そんな素晴らしい上司に出会えたことで、自分は目指したい上司像を持っている、「自分がされて嫌だったことはしない」ということをまず第一に心掛けている、というお話でした。

O崎さん「最近思うこと」

SNSについて、最近いろいろと考えることがある。便利だったり励まされたりすることもある反面、いじめの道具や自死の原因になることもある。
昔はスマホどころかガラケーもなかった。そんな時代から、いまでは中学生でもスマホを持っている時代になっている。SNSとの付き合い方を含め、そういった変化に私たちがどう向き合っていくべきかを改めて考えさせられる内容でした。

T間さん「OTKSYSTM」数年前から神奈川トーストマスターズに結成された秘密結社、もといお祭り集団のオタクシステム。その名前の由来、運命を感じたアナグラムを熱く語ってくださいました。
構成メンバーの紹介と、今年もオタク例会にご期待くださいというショートスピーチでした。

<論評>総合論評:I木
Sさん(→S村さん)
S村さんの15年弱のトースト活動をねぎらう言葉から始まりました。
15年前の自分を自己開示→厳しい指摘をうけながら考え 学んでいった→今ではコミュニティに貢献する側になった、という流れが非常によく、決意が伝わるスピーチだった、との論評でした。

S木Rさん(→Y崎さん)
「数字がいいときは、だいたいの上司はいい上司」など、具体性があるキーワードが入れてあることで奥行きのあるストーリーになっていることに加えて、対比構成となっていることも聴衆を引き付ける要素だったとの論評でした。
N田さん(→O崎さん)
神奈川クラブ期待の新人、N田さんの初めての論評。
みんなが共感できるテーマであるほか、多くの世代が理解しやすいワードを使うなどの聴衆への配慮が行き届いているスピーチだったとの論評でした。
初めての論評では改善ポイントの提案なしとなるケースも多いのですが、しっかりとした提案をされていて、安定感のある論評をされていました。

N澤さん(→T間さん)
スピーカーのT間さんはもちろん、T間さんがスピーチ中で紹介していたオタクシステム(OTKSYSTM)のメンバー一人一人に語り掛けるようなスタイルでの論評でした。
完璧なスピーチだったけど、半年後に予定されているアニメ例会の企画をチラ見せすることができれば さらに聴衆の期待感を盛り上げることができる、という提案をされていました。