第498回例会レポート

例会レポート

季節の変わり目ということもあり、体調不良で欠席された方もいて、今夜の参加者はいつもよりやや少なめでした。

しかし、その分「みんなで盛り上げよう!」という一体感が強く感じられ、温かく前向きな雰囲気に包まれた例会となりました。

I会長による力強いスローガンの復唱のあと、今夜のTMOE(司会)を務めたCさんが「外は寒くても、この会場は熱く盛り上げていきましょう!」と元気よく宣言。


続いて、Yさんが今夜の言葉として“味わう”を紹介。秋らしさを感じさせる深みのあるテーマで、例会に季節感を添えてくれました。

例会全体を通して笑顔と笑い声が絶えず、テーブルトピックスでもスピーチでも、会場の一体感が際立っていました。
神奈川クラブの魅力は、温かく包み込む雰囲気と「失敗を恐れず挑戦できる安心感」。

まさに“失敗できる実践の場”としてのトーストマスターズの精神が息づいていました。

・テーブルトピックスセッション

テーブルトピックスマスターはI会長。
今年度からテーブルトピックスもコンテスト種目に加わることを意識し、

「仮定の質問に答える即興スピーチ」というテーマでユニークなお題が並びました。

1.「運動会の種目を1つ追加するとしたら?」(Sさん)
障害物競走を提案。人生の障害を乗り越える大切さを伝えたいという想いを込めて選ばれました。

2.「自販機で300円のノンアルコール飲料を追加するなら?」(N澤さん)
山形県産の桃ジュース。山形で過ごした思い出と、その芳醇な甘みをドリンクに込めたいとのことでした。

3.「新しい紙幣を作るとしたら?」(Y崎さん)
7万7,777円札。縁起の良い数字で、お財布や神棚に飾れる新しい文化を提案する

ユニークな発想でした。

4.「働く車に乗るとしたら?」(T中さん)
ミニカーなどでも、はたらく車は大好きだった。覆面パトカーに乗りたいとお話ししてました。

5.「自分を色に例えるなら?」(N村さん)
情熱の赤。エネルギッシュに挑戦を続ける自分を赤で表現。
「僕の人生が物語なら、その起伏は激しい。物語の続きが気になるなら、

一緒に過ごしてみては?」というウィットに富んだ締めで会場を沸かせました。

6.「神奈川クラブ独自のスポーツを作るなら?」(Sさん)
“まくら投げ”を提案。浴衣姿で楽しむという神奈川クラブらしいユーモアあふれるアイデア

でした。

7.「クラブ名を変えるとしたら?」(Oさん)
「トーストマスターズクラブ」から「コミュニティ・グロウス(Community Growth)マスターズクラブ」へ。
メンバー一人ひとりの成長がクラブ全体の成長につながる、という想いが込められた素敵な提案

でした。

・準備スピーチセッション

今夜は4名のスピーカーが登壇しました。

1.「メンターとは」(Aさん)
人生で出会った4人のメンターを比較し、厳しいことを言ってくれる存在こそ真のメンターだと気づいた経験を語りました。

2.「夢中なこと」(A坂さん)
“まくら投げ”への情熱をユーモアたっぷりに紹介。来年の大会への期待も高まりました。

スピーチするA坂さん

3.「みんなで楽しく学ぼう カルトマーケティング」(S本さん)
カルトマーケティングの定義や事例を熱量高く分析。独自の視点と構成で聴衆を引き込みました。

スピーチするS本さん

4.「困っていること」(O崎さん)
技術の進歩に戸惑う日々をユーモラスに語り、「自分もパソコンに詳しくなりたい」と結びました。

スピーチするO崎さん

・論評セッション

4名の論評者が、それぞれのスピーカーに対して的確かつ温かいフィードバックを行い、

学びと気づきに満ちた時間となりました。

受賞者の方々

人数こそ少なかったものの、今夜の例会は温かさとエネルギーにあふれた素晴らしい会でした。
季節の変わり目にも負けず、神奈川クラブはこれからも笑顔で盛り上がっていきます!
ぜひ一度、例会の雰囲気を体験しにいらしてください。