第448回 スピーチワークショップ かながわ県民センター ハイブリッド

特別イベント

第448回例会 スピーチワークショップ例会

 日時:1月23日(土)17:30〜19:30

場所:かながわ県民センター&オンライン

明けましておめでとうございます! 総合論評を務めましたI木が内容を報告します。

1月13日、2024年初の神奈川トーストマスターズ例会(第448回)が、横浜フロンティアトーストマスターズのK口さんを講師に迎えてのワークショップの形で行われました。今回はなんと20人ものゲストを迎えての盛大なものとなりました。

【オープニング】

今日のTMOEはS会長です。

ゲスト20人という大盛会となった例会を、見事に切り回してくださいました。

そして、今夜の言葉担当はT間さん。

今夜の言葉は、今年初めての例会らしく、「跳ねる」となりました。

【入会式】

秋ごろから神奈川トーストの見学に来てくださっていた、Y崎さんの入会式が行われました。Y崎さんには大勢の前で話す力を身に着けたいとの入会表明をいただきました。

Y崎さん、今後ともよろしくお願いいたします。

【準備スピーチ】

H内さん、U田さん、N里さんという、昨年入会の神奈川トースト気鋭の新人3人のスピーチでした。

H内さんのスピーチのタイトルは、「進化と成長」

キリンの首が長くなったのは、突然変異と適者生存の繰り返しによる進化によるもの。

だけど、それだけじゃないはずだ。高いところの餌が食べたくて首伸ばし体操なんかの努力をしていたはずなんだ、きっと。

そして努力には、つらい努力もあれば、わくわくしながらする努力もある。2024年はわくわくするようなたくさんのチャレンジをして、自分を成長させるぞ!という決意のこもったスピーチでした。

U田さんのスピーチのタイトルは、「いつものではないもの」

アメリカ英語の発音を鍛えたくてアメリカ人の先生からオンラインレッスンを受けていたU田さん。事情あってインド人の先生から学ぶことになったとき、最初は先生の発音に先入観があったそう。しかしそのインド人の先生は 自分がアメリカ英語の発音を身に着けようと苦労した経験から、アメリカ英語のコツを教えるのがとても上手だったとのこと。

「いつものやつ」も大事にしながら、それ以外のものにも手を出して知見を広げたい、というスピーチでした。

N里さんは、「M顧問の教え」

N里さんの娘さんは、ここで社会人になったそうです。

N里さんが新入社員だったとき、M顧問は雑談の中でN里さんにいろいろな人生訓を教えてくれたり、多くの人と知り合う機会を与えてくれたとのこと。そんな自分の新入社員時代のことを思い出しながら、社会人になった娘さんにエールを送るスピーチでした。

【ワークショップ】

そしていよいよ本日のメインディッシュ、横浜フロンティアトーストのK口さんによるワークショップです。

もはやK口さんのトレードマークとなっている、「はーい、どもどもどもども!」のあいさつとともにステージに駆け込んで来るスタイルは、もはや本職の落語家にしか見えません(笑)

何を隠そう、私が一昨年に神奈川トースト入会を決意したのは、一昨年の初回見学時に このK口さんと当時のS石会長の掛け合いを見たからでした。

スピーチ作成のポイント

このワークショップでは、

伝えたいことで聴衆を共感させるのがいいスピーチ

だけど聴衆は基本的に人の話を聞かないから、聞かせる工夫が必要

という観点から、

メッセージは明確か?

一貫性があるか? 不要なエピソードはないか?

聴衆を飽きさせないためには?

聴衆とコミュニケーションするには?

といった各ポイントについて、自分のスピーチ失敗談や、ダメなスピーチの例もしっかり実演してくださり、参加者全員が聞き入りました。しかし、ダメなスピーチの例でさえ、聴衆の注意を引き付けて離さなかったのは、さすがK口さんでした。

ただ、技術も大事だが、それだけではどこか引っ掛かりを感じるスピーチになってしまう。結局、人の心を動かすのは情熱であり、熱いものを感じさせるスピーチなんだという話をしてくださいました。

今回は、聴衆を引きつけるスピーチとは何かを体現しているような K口さんを講師に迎えてのワークショップ例会でした。ゲスト20名をはじめ多くの方に参加いただき、大盛況となりました。

今年も神奈川トーストマスターズは、わくわくするようなチャレンジ、いつものじゃないユニークな例会も企画していきますので、今後ともよろしくお願いいたします。

【表彰】

受賞者

ベストスピーカー賞

・N里さん

【集合写真】